希望をつなぐ。
大きな変化、悲惨なニュース、覆される常識。
圧倒的な現実に自分の小ささ、無力さを感じる日々。
それでも、そんな中でも、希望をつないでいく。
無責任な批判や実行の伴わない言葉ではなく、実際に自ら行動し、具体的な制度や仕組みを考え、提案し続ける。
その小さな積み重ねが希望ある未来に繋がることを信じて。
2023年03月27日
高齢者の生きがいづくりについて
過去の一般質問より〈高齢者の生きがいづくりについて〉
質問の趣旨
本市では飯塚市高齢者保健福祉計画において高齢化に伴う様々な課題への対策が示されていますが、私はその中でも「高齢者の生きがいづくり」についてしっかりと検討することが今後の高齢化社会において大変に重要な視点ではないかと考え今回の質問を行いました。
永末 > 飯塚市高齢者保健福祉計画における6つの基本目標とは何か。
次長 > 健康づくりの推進、安心安全な暮らしを支えるサービスの推進、生きがい活動と社会参加の促進、人と人とのつながりのある地域作りの推進、認知症施策の推進、介護保険事業の推進の6つである。
永末 > 仮に行政が多額の予算を組んでサービスを提供したとしても、そもそもそれを積極的に活用しようという意欲がなければ有効には働かない。
その意欲を高めるものの一つが「生きがい」だと考える。この地で暮らすご高齢の方々が生き生きと生活しているか、楽しく活動できているかということがその街の活力にも繋がると考える。高齢者の生きがいづくりの促進のために現在市が行っている具体的な事業は何か。
次長 > 各種機関と連携し地域貢献活動の推進、就労機会の提供を推進している。 また同様の連携のもと、いきいきサロンの運営支援による居場所づくりや、趣味や交流など生きがいづくりの場の創出などに努めている。
永末> 老人クラブの現状はどうなっているのか答弁を求める。
次長 > 平成29年からの5年間で9クラブの減、会員数は689人の減となっている。
永末>クラブ数で1割減、 会員数で2割減という状況であり、老人クラブという名称を変える検討をするなど抜本的な対策が必要だと考える。 また、趣味・交流の場として日常的にグランドゴルフを楽しめる環境整備が必要ではないか。
部長>拠点となるグランドゴルフ場の整備をするとともに、 身近な場所で手軽に楽しめる環境整備も必要だと考えており今後検討していく。
永末 > 高齢化に関する課題ついては最近始まったものではなく、従前より認識されてきたものである。新しい発想を積極的に取り入れ今後の抜本的な対策を求める。
質問の趣旨
本市では飯塚市高齢者保健福祉計画において高齢化に伴う様々な課題への対策が示されていますが、私はその中でも「高齢者の生きがいづくり」についてしっかりと検討することが今後の高齢化社会において大変に重要な視点ではないかと考え今回の質問を行いました。
永末 > 飯塚市高齢者保健福祉計画における6つの基本目標とは何か。
次長 > 健康づくりの推進、安心安全な暮らしを支えるサービスの推進、生きがい活動と社会参加の促進、人と人とのつながりのある地域作りの推進、認知症施策の推進、介護保険事業の推進の6つである。
永末 > 仮に行政が多額の予算を組んでサービスを提供したとしても、そもそもそれを積極的に活用しようという意欲がなければ有効には働かない。
その意欲を高めるものの一つが「生きがい」だと考える。この地で暮らすご高齢の方々が生き生きと生活しているか、楽しく活動できているかということがその街の活力にも繋がると考える。高齢者の生きがいづくりの促進のために現在市が行っている具体的な事業は何か。
次長 > 各種機関と連携し地域貢献活動の推進、就労機会の提供を推進している。 また同様の連携のもと、いきいきサロンの運営支援による居場所づくりや、趣味や交流など生きがいづくりの場の創出などに努めている。
永末> 老人クラブの現状はどうなっているのか答弁を求める。
次長 > 平成29年からの5年間で9クラブの減、会員数は689人の減となっている。
永末>クラブ数で1割減、 会員数で2割減という状況であり、老人クラブという名称を変える検討をするなど抜本的な対策が必要だと考える。 また、趣味・交流の場として日常的にグランドゴルフを楽しめる環境整備が必要ではないか。
部長>拠点となるグランドゴルフ場の整備をするとともに、 身近な場所で手軽に楽しめる環境整備も必要だと考えており今後検討していく。
永末 > 高齢化に関する課題ついては最近始まったものではなく、従前より認識されてきたものである。新しい発想を積極的に取り入れ今後の抜本的な対策を求める。
2023年03月26日
一般質問〈庄内地区の現状の確認と将来ビジョンについて〉
一般質問〈庄内地区の現状の確認と将来ビジョンについて〉
質問の趣旨
特定の地区の経済や人口の動きを観察し分析することでその地域の発展の糸口が見つかると考えてい ます。今回は庄内地区に着目して質問し、地域の将来ビジョンを示しました。ある特定の地域それぞれの 将来ビジョンを示すことは健全な競争意識の形成につながり、結果的にそれが飯塚市全体の発展につ ながると考え今回一般質問として取上げました。
◎平成29年から飯塚市全域、庄内地区ともに人口は減少しているが、減少率は庄内地区の方 が低く抑えられている。
◎平成29年から飯塚金全域、庄内地区ともに小中学校の児童生徒数は増加しているが、増加率は庄内地区の方が高い。
◎飯塚市全域に対する庄内地区の人口割合は 8.2%である一方、新築住宅着工数の割合は 9.2%であり庄内地区の方が人口以上の割合で新築住宅が建設されている。
質問の中で要望した内容
◎庄内地区にある老朽化し公募停止の状態にある市営住宅の建替え。
◎庄内工業団地、有安工業団地にある企業誘致が可能な土地への積極的な誘致活動。
◎コロナ禍により現在休止している庄内生活体験学校での通学合宿の早期再開。庄内交流センター「ハーモニー」周辺施設の整備実施
○筑前庄内駅、上三緒駅などのあるJR寺を恒久的に維持するための要望活動
◎登山者が増えている関の山登山道の整備を充実させるための市役所の所管
整理
◎庄内地区は、農業、 宿泊、 運動、 自然体験ができる環境がそろっている地区であ ることから滞在型観光での誘客について調査研究を要望
質問の趣旨
特定の地区の経済や人口の動きを観察し分析することでその地域の発展の糸口が見つかると考えてい ます。今回は庄内地区に着目して質問し、地域の将来ビジョンを示しました。ある特定の地域それぞれの 将来ビジョンを示すことは健全な競争意識の形成につながり、結果的にそれが飯塚市全体の発展につ ながると考え今回一般質問として取上げました。
◎平成29年から飯塚市全域、庄内地区ともに人口は減少しているが、減少率は庄内地区の方 が低く抑えられている。
◎平成29年から飯塚金全域、庄内地区ともに小中学校の児童生徒数は増加しているが、増加率は庄内地区の方が高い。
◎飯塚市全域に対する庄内地区の人口割合は 8.2%である一方、新築住宅着工数の割合は 9.2%であり庄内地区の方が人口以上の割合で新築住宅が建設されている。
質問の中で要望した内容
◎庄内地区にある老朽化し公募停止の状態にある市営住宅の建替え。
◎庄内工業団地、有安工業団地にある企業誘致が可能な土地への積極的な誘致活動。
◎コロナ禍により現在休止している庄内生活体験学校での通学合宿の早期再開。庄内交流センター「ハーモニー」周辺施設の整備実施
○筑前庄内駅、上三緒駅などのあるJR寺を恒久的に維持するための要望活動
◎登山者が増えている関の山登山道の整備を充実させるための市役所の所管
整理
◎庄内地区は、農業、 宿泊、 運動、 自然体験ができる環境がそろっている地区であ ることから滞在型観光での誘客について調査研究を要望
2023年03月25日
庄内中学校にクリスマスツリーを企画
令和4年12月3日、庄内中学校敷地内にある20mのメタセコイアの巨木にイルミネーションが点灯しました。 この日、 庄内中学校敷地内にある芝生広場にて、 イルミネーションの点灯式が開催されましたが、 庄内中学校吹奏楽部の生演奏などもあり、とてもすばらしい式典でした。
この事業は、飯塚市の 「NPO法人サカエ会」 様が主催された事業ですが、 この企画そのものは私が発案した事業でした。 地域のシンボルである巨木をイルミネーションで飾ることで、多くの方に元気や勇気や感動を届けた いとの想いで発案しました。
イルミネーションツリーを見ていただいた多くの方から「とれもきれいで感動した。」 「地域が明るくなった。」と いうような多くの嬉しい言葉をいただくことができましたし、取り組みがテレビ局などに取り上げられるなど、地域にも明るい話題を届けられたと思っています。
これほど素晴らしい事業が実現できたのは、すばらしい実行力と責任感で事業を完遂された 「NPO法人サカエ会」様、 共催者として物心両面で事業を 支えていただいた「庄内地区まちづくり協議会」 様、 快く協賛金を決定し、こ の事業を後押しいただいた 「庄内ライオンズクラブ」様、 この事業趣旨をしっ かりとご理解下さり、様々なご尽力をいただいた「庄内中学校」 様など、 その他多くの関係 者の皆様のご協力・ご理解が あってこそ実現できた事業だったと感じています。
この事業は、飯塚市の 「NPO法人サカエ会」 様が主催された事業ですが、 この企画そのものは私が発案した事業でした。 地域のシンボルである巨木をイルミネーションで飾ることで、多くの方に元気や勇気や感動を届けた いとの想いで発案しました。
イルミネーションツリーを見ていただいた多くの方から「とれもきれいで感動した。」 「地域が明るくなった。」と いうような多くの嬉しい言葉をいただくことができましたし、取り組みがテレビ局などに取り上げられるなど、地域にも明るい話題を届けられたと思っています。
これほど素晴らしい事業が実現できたのは、すばらしい実行力と責任感で事業を完遂された 「NPO法人サカエ会」様、 共催者として物心両面で事業を 支えていただいた「庄内地区まちづくり協議会」 様、 快く協賛金を決定し、こ の事業を後押しいただいた 「庄内ライオンズクラブ」様、 この事業趣旨をしっ かりとご理解下さり、様々なご尽力をいただいた「庄内中学校」 様など、 その他多くの関係 者の皆様のご協力・ご理解が あってこそ実現できた事業だったと感じています。
2023年03月04日
令和5年3月議会 一般質問 汚水処理行政について
令和5年3月3日(金)、飯塚市議会にて一般質問に立ちました。
質問の内容は、「汚水処理行政」についてで、所管している企業局に対して質疑を行いました。
議員になった大きな理由として、環境問題に取り組みたいということがあり、中でも特に河川の水質の改善を絶対にやりたいと考えていました。
1年に4回、市議会本会議にて一般質問を行う機会があるのですが、ほぼ毎回、色々と題材を変えながら欠かさず一般質問を行ってきましたが、この「汚水処理行政」については、平成26年9月議会と令和元年9月議会の一般質問で取り上げていましたので、この内容についての質問は今回で3回目でした。
内容を以下に簡単にまとめます。
・河川が汚れる主な原因は生活雑排水の垂れ流しであるが、公共下水道もしくは合併浄化槽の整備でその状況をとめる必要がある
・飯塚市では地域特性、歴史的経緯などにより公共下水道エリアと浄化槽エリアに分かれている。
・汚水処理人口普及率の向上のための行政計画として「汚水処理基本構想」が策定されている。
・下水道エリアの抱えている問題は二つあり、一つが計画区域内での整備率の遅れ、もう一つが整備エリア内での未接続問題。
・浄化槽エリアの抱えている問題は、し尿しか処理しない仕組みである「くみ取り式便槽」と「単独処理浄化槽」を、し尿と生活雑排水(炊事洗濯からの汚水)の両方を処理する「合併処理浄化槽」に転換させること。
以上が簡単なまとめですが、要は汚水処理行政と一言でいっても、下水道エリアと浄化槽エリアで抱えている問題がそれぞれ異なっていました。
私は過去2回の質問を通して以下のような考えの下、改善策を提案し、検討を要望していました。
⚫公共下水道について
1) 下水道については、予算の関係上、整備率を一気に伸ばすことは不可能。
2) 下水道の計画区域内にありながら行政的な都合で下水道が来ないとなると、下水道計画区域内ではあるが、合併処理浄化槽を設置して対応することになるが、下水道計画区域内であるがゆえに浄化槽設置の補助金が対象外になるという矛盾した状況があった。
3) この矛盾を解消するには、思い切った下水道計画区域の縮減を行うしかない。
4) 3ができない理由として、縦割り行政の弊害があった。具体的には、公共下水道は企業局が所管し、浄化槽は市長部局が所管していたため、それぞれのデータの共有や汚水処理行政という大きな俯瞰した視点が欠如し事務が滞っていた。
5) 4の分析の元、汚水処理行政の窓口を一本化するという組織機構改革を提案していた。
⚫浄化槽について
1) 「くみ取り式便槽及び単独処理浄化槽」から「合併処理浄化槽」へ転換が進まない大きな原因として、古い設備の撤去費用と配管費用を捻出することが困難であること。
2) そもそも自宅に整備されている浄化槽が「単独処理浄化槽」なのか「合併処理浄化槽」なのか認識できていない。
3) 役所と委託業者の間で浄化槽の転換ということをそもそも課題として共有したことがなかった。
4) 以上のような状況から、まずは転換に関する補助金の創設を提案した。また、補助金ができたとしても、それを対象者に個別にお知らせする必要があったことから、委託業者へ事業趣旨を理解してもらい、協力体制を築くことを提案。
このように公共下水道と浄化槽について具体的な提案を行っていましたので、今回はその進捗状況を確認すべく質問しました。
また後日、公式な議事録が完成し次第、具体的なやりとりについてこちらに掲載しますが、結論から言いますと大きな成果報告がされました。
まずは、組織機構改革として、汚水処理行政の窓口が一本化され、すべての事務を企業局が担う形になっていました。
その組織機構改革があったことで、今まで進まなかった下水道計画区域の大幅な見直しが一気に進んでいました。
下水道計画区域から外れることで合併処理浄化槽設置の補助金が出るようになるとともに、5年間の期間限定ではありますが、補助金の上乗せ支給も実現しました。
また、浄化槽の転換補助金が創設され、補助金の申請件数が前年比20%程度の伸びをしめしているとのことでした。
以上のように大変に大きな成果を確認することができとても嬉しく感じるとともに、やはり行政を動かす大きなポイントは「組織機構の見直し」にあることを再確認するとともに、成果を焦らずに長期プランを持ち、事業趣旨を伝え、明確なビジョンを示し、具体的に行政に動いてもらうということにあるのだなと感じました。
質問の内容は、「汚水処理行政」についてで、所管している企業局に対して質疑を行いました。
議員になった大きな理由として、環境問題に取り組みたいということがあり、中でも特に河川の水質の改善を絶対にやりたいと考えていました。
1年に4回、市議会本会議にて一般質問を行う機会があるのですが、ほぼ毎回、色々と題材を変えながら欠かさず一般質問を行ってきましたが、この「汚水処理行政」については、平成26年9月議会と令和元年9月議会の一般質問で取り上げていましたので、この内容についての質問は今回で3回目でした。
内容を以下に簡単にまとめます。
・河川が汚れる主な原因は生活雑排水の垂れ流しであるが、公共下水道もしくは合併浄化槽の整備でその状況をとめる必要がある
・飯塚市では地域特性、歴史的経緯などにより公共下水道エリアと浄化槽エリアに分かれている。
・汚水処理人口普及率の向上のための行政計画として「汚水処理基本構想」が策定されている。
・下水道エリアの抱えている問題は二つあり、一つが計画区域内での整備率の遅れ、もう一つが整備エリア内での未接続問題。
・浄化槽エリアの抱えている問題は、し尿しか処理しない仕組みである「くみ取り式便槽」と「単独処理浄化槽」を、し尿と生活雑排水(炊事洗濯からの汚水)の両方を処理する「合併処理浄化槽」に転換させること。
以上が簡単なまとめですが、要は汚水処理行政と一言でいっても、下水道エリアと浄化槽エリアで抱えている問題がそれぞれ異なっていました。
私は過去2回の質問を通して以下のような考えの下、改善策を提案し、検討を要望していました。
⚫公共下水道について
1) 下水道については、予算の関係上、整備率を一気に伸ばすことは不可能。
2) 下水道の計画区域内にありながら行政的な都合で下水道が来ないとなると、下水道計画区域内ではあるが、合併処理浄化槽を設置して対応することになるが、下水道計画区域内であるがゆえに浄化槽設置の補助金が対象外になるという矛盾した状況があった。
3) この矛盾を解消するには、思い切った下水道計画区域の縮減を行うしかない。
4) 3ができない理由として、縦割り行政の弊害があった。具体的には、公共下水道は企業局が所管し、浄化槽は市長部局が所管していたため、それぞれのデータの共有や汚水処理行政という大きな俯瞰した視点が欠如し事務が滞っていた。
5) 4の分析の元、汚水処理行政の窓口を一本化するという組織機構改革を提案していた。
⚫浄化槽について
1) 「くみ取り式便槽及び単独処理浄化槽」から「合併処理浄化槽」へ転換が進まない大きな原因として、古い設備の撤去費用と配管費用を捻出することが困難であること。
2) そもそも自宅に整備されている浄化槽が「単独処理浄化槽」なのか「合併処理浄化槽」なのか認識できていない。
3) 役所と委託業者の間で浄化槽の転換ということをそもそも課題として共有したことがなかった。
4) 以上のような状況から、まずは転換に関する補助金の創設を提案した。また、補助金ができたとしても、それを対象者に個別にお知らせする必要があったことから、委託業者へ事業趣旨を理解してもらい、協力体制を築くことを提案。
このように公共下水道と浄化槽について具体的な提案を行っていましたので、今回はその進捗状況を確認すべく質問しました。
また後日、公式な議事録が完成し次第、具体的なやりとりについてこちらに掲載しますが、結論から言いますと大きな成果報告がされました。
まずは、組織機構改革として、汚水処理行政の窓口が一本化され、すべての事務を企業局が担う形になっていました。
その組織機構改革があったことで、今まで進まなかった下水道計画区域の大幅な見直しが一気に進んでいました。
下水道計画区域から外れることで合併処理浄化槽設置の補助金が出るようになるとともに、5年間の期間限定ではありますが、補助金の上乗せ支給も実現しました。
また、浄化槽の転換補助金が創設され、補助金の申請件数が前年比20%程度の伸びをしめしているとのことでした。
以上のように大変に大きな成果を確認することができとても嬉しく感じるとともに、やはり行政を動かす大きなポイントは「組織機構の見直し」にあることを再確認するとともに、成果を焦らずに長期プランを持ち、事業趣旨を伝え、明確なビジョンを示し、具体的に行政に動いてもらうということにあるのだなと感じました。
2023年02月13日
飯塚市の発展に向け、アイデアを知事に提案
福岡県の服部誠太郎知事の政経文化セミナーに参加させていただきました。
セミナー前に少しお時間をいただけましたので、飯塚市の発展に向けた具体的な提案をさせていただきました。
お忙しいにも関わらず、しっかりとお話を聞いて下さり服部知事の誠実なお人柄が伝わりました。
ありがとうございました。
セミナー前に少しお時間をいただけましたので、飯塚市の発展に向けた具体的な提案をさせていただきました。
お忙しいにも関わらず、しっかりとお話を聞いて下さり服部知事の誠実なお人柄が伝わりました。
ありがとうございました。
2023年02月02日
協働環境委員会(1月31日開催)の報告
1月31日、飯塚市議会の協働環境委員会が開催され、その所管事務について、市役所から数点報告がありました。
私はその中でも「地域公共交通」についての報告に対し、質疑と要望を行いました。
「地域公共交通」については、高齢化や過疎化などを原因とし、その空白化が全国的に問題となっていますが、飯塚市においても同様の問題が生じています。
そのため市民の移動の自由を確保すべく、「地域公共交通計画」という行政計画を定め、時機を見ての改定が行われてきたのですが、今回は、令和5年度からの5年間を新たな計画期間とする計画(案)についての報告でした。
この計画について、数人の委員から質疑が行われましたが、私からは特に「鉄道」についての質疑を行いました。
飯塚市内には、「福北ゆたか線」「後藤寺線」「原田線」の3つの鉄道網が構築されており、その路線上に合計で11の駅があるのですが、「地域公共交通計画」においては、鉄道網や民間バス路線を主軸として、その空白地域を行政のコミュニティバスや予約乗合タクシーなどで補うという組み立てになっていることから、鉄道の駅が特に重要な結節点となっていることがわかります。
私はその点に着目して、そもそも飯塚市内の駅は市民が十分に利用しやすい状況にあるのかということを聞きました。
具体的には、全ての駅に「駐車場があるのか?」、「駐輪場があるのか?」、「トイレがあるのか?」という3点を問うたのですが、そのような視点での調査は行っていないという回答でしたので、すぐに調査要望を行い、後日の回答を求めました。
今後、自動運転車の未来が来るのかもしれませんが、すぐにそのような未来とはならないと考えると、人口減少社会、高齢化社会の現実において、様々な意味で地域に公共交通網が存在するということはとても重要なことです。
当然に飯塚市においてもそのことを認識し、試行錯誤しながら地域公共交通網をなんとか形成しようとしているのだと思いますが、残念ながら市民の評価が十分に得られているとは言えません。
このことは、今回の報告書の中の市民アンケート調査の結果としても明確に数字として出ていますので、やはりこれは重く受けとめる必要があると思います。
そうは言うものの、では具体的にどうすればいいのか?どこをどのように変えればいいのか?
行政の作ったものに対して、単に批判ばかりして、ダメだしばかりしても何も前に進みませんし、全く建設的ではありませんので、批判するのであれば自分なりの代替案を出す必要があります。
大変に難しい問題ではありますが、私としては、飯塚市は全く別の二つの交通弱者対策が取れるのではと考えています。
少し長くなりましたので、その内容についてはまた後日書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
私はその中でも「地域公共交通」についての報告に対し、質疑と要望を行いました。
「地域公共交通」については、高齢化や過疎化などを原因とし、その空白化が全国的に問題となっていますが、飯塚市においても同様の問題が生じています。
そのため市民の移動の自由を確保すべく、「地域公共交通計画」という行政計画を定め、時機を見ての改定が行われてきたのですが、今回は、令和5年度からの5年間を新たな計画期間とする計画(案)についての報告でした。
この計画について、数人の委員から質疑が行われましたが、私からは特に「鉄道」についての質疑を行いました。
飯塚市内には、「福北ゆたか線」「後藤寺線」「原田線」の3つの鉄道網が構築されており、その路線上に合計で11の駅があるのですが、「地域公共交通計画」においては、鉄道網や民間バス路線を主軸として、その空白地域を行政のコミュニティバスや予約乗合タクシーなどで補うという組み立てになっていることから、鉄道の駅が特に重要な結節点となっていることがわかります。
私はその点に着目して、そもそも飯塚市内の駅は市民が十分に利用しやすい状況にあるのかということを聞きました。
具体的には、全ての駅に「駐車場があるのか?」、「駐輪場があるのか?」、「トイレがあるのか?」という3点を問うたのですが、そのような視点での調査は行っていないという回答でしたので、すぐに調査要望を行い、後日の回答を求めました。
今後、自動運転車の未来が来るのかもしれませんが、すぐにそのような未来とはならないと考えると、人口減少社会、高齢化社会の現実において、様々な意味で地域に公共交通網が存在するということはとても重要なことです。
当然に飯塚市においてもそのことを認識し、試行錯誤しながら地域公共交通網をなんとか形成しようとしているのだと思いますが、残念ながら市民の評価が十分に得られているとは言えません。
このことは、今回の報告書の中の市民アンケート調査の結果としても明確に数字として出ていますので、やはりこれは重く受けとめる必要があると思います。
そうは言うものの、では具体的にどうすればいいのか?どこをどのように変えればいいのか?
行政の作ったものに対して、単に批判ばかりして、ダメだしばかりしても何も前に進みませんし、全く建設的ではありませんので、批判するのであれば自分なりの代替案を出す必要があります。
大変に難しい問題ではありますが、私としては、飯塚市は全く別の二つの交通弱者対策が取れるのではと考えています。
少し長くなりましたので、その内容についてはまた後日書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
2014年01月08日
明日は百条委員会!
皆様こんばんは。
明日(1月9日)は、百条委員会の初日です。
この百条委員会とは、議員提案により昨年12月議会において設置された、中心市街地活性化事業(ダイマル跡地事業地区)に関する調査特別委員会のことです。
今回審議しようとしているダイマル跡地事業地区については、平成11年に倒産したダイマルを、民間会社が実施主体となり、国の補助事業である「暮らし・にぎわい再生事業」を活用した中で、取得・解体し、新たなコミュニティビルとして再生しようとするものです。
この事業の総事業費は約6億8千万円で、その内の約1億9千万円が国と市から補助されます。
また、完成したビルの1階部分の一部を飯塚市が約1億9千万円で買取り、「街なか交流・健康ひろば」として運営する予定です。
以上をまとめると、この事業に関する7億円弱の総事業費の内、4億円弱は補助金及び取得費として税金が使われることになります。
このように多額の税金が支出される事業でありますので、委員会の中で事業内容をしっかりと確認していきたいと考えています。
明日(1月9日)は、百条委員会の初日です。
この百条委員会とは、議員提案により昨年12月議会において設置された、中心市街地活性化事業(ダイマル跡地事業地区)に関する調査特別委員会のことです。
今回審議しようとしているダイマル跡地事業地区については、平成11年に倒産したダイマルを、民間会社が実施主体となり、国の補助事業である「暮らし・にぎわい再生事業」を活用した中で、取得・解体し、新たなコミュニティビルとして再生しようとするものです。
この事業の総事業費は約6億8千万円で、その内の約1億9千万円が国と市から補助されます。
また、完成したビルの1階部分の一部を飯塚市が約1億9千万円で買取り、「街なか交流・健康ひろば」として運営する予定です。
以上をまとめると、この事業に関する7億円弱の総事業費の内、4億円弱は補助金及び取得費として税金が使われることになります。
このように多額の税金が支出される事業でありますので、委員会の中で事業内容をしっかりと確認していきたいと考えています。
2013年09月25日
今日の総務委員会にて!
皆様、こんばんは!
今日は、10時より行われた総務委員会に傍聴に行ってきました。
本来であれば、市民文教委員会が日程に組まれていましたが、めずらしく同委員会への付託案件がありませんでしたので、総務委員会の傍聴に行かせていただきました。
議決案件としては、一般会計補正予算が2件と、条例改正が2件の合計4件ありました。
また、それとは別に6件の報告事項がありました。
補正予算の主な中味としては、
・インターネット中継機器購入費(231万円)
・健康相談事業費(158万円)・・・地域自殺対策緊急強化基金事業
・官兵衛プロジェクト事業費(40万円)
・災害警戒、対策本部事業費(486万円)・・・避難所及び防災拠点に再生可能エネルギー設備及び蓄電設備を設置
・菰田小整備事業費(2,988万円)
など
以上のような内容についての審議が行われ、補正予算、条例改正ともに可決されました。
また、報告事項6件のうち主なものとしては、
・飯塚市中心市街地活性化の取組み状況について(中心市街地活性化推進課)
・市内防犯灯のLED化事業における業者選定結果について(防災安全課)
・平成25年8月台風15号豪雨の被害状況について(防災安全課)
など
以上のような内容の報告を受けました。
本日で全ての常任委員会の審議が終わりましたので、この後は30日の本会議での委員長報告、質疑、採決へと入っていくことになります。
今日は、10時より行われた総務委員会に傍聴に行ってきました。
本来であれば、市民文教委員会が日程に組まれていましたが、めずらしく同委員会への付託案件がありませんでしたので、総務委員会の傍聴に行かせていただきました。
議決案件としては、一般会計補正予算が2件と、条例改正が2件の合計4件ありました。
また、それとは別に6件の報告事項がありました。
補正予算の主な中味としては、
・インターネット中継機器購入費(231万円)
・健康相談事業費(158万円)・・・地域自殺対策緊急強化基金事業
・官兵衛プロジェクト事業費(40万円)
・災害警戒、対策本部事業費(486万円)・・・避難所及び防災拠点に再生可能エネルギー設備及び蓄電設備を設置
・菰田小整備事業費(2,988万円)
など
以上のような内容についての審議が行われ、補正予算、条例改正ともに可決されました。
また、報告事項6件のうち主なものとしては、
・飯塚市中心市街地活性化の取組み状況について(中心市街地活性化推進課)
・市内防犯灯のLED化事業における業者選定結果について(防災安全課)
・平成25年8月台風15号豪雨の被害状況について(防災安全課)
など
以上のような内容の報告を受けました。
本日で全ての常任委員会の審議が終わりましたので、この後は30日の本会議での委員長報告、質疑、採決へと入っていくことになります。
2013年09月05日
議会初日!
皆様、こんばんは!
平成25年第4回定例会が開催されました。
まず、市長から行政報告があり、各常任委員長から閉会中の委員会報告がありました。
その後、田中副市長より、今議会にて審議される議案の提案理由説明がありました。
今回は一般会計補正予算を含む、議案9件、認定17件となっています。
最後に、議員提出議案として
「福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地の飯塚市誘致を求める決議案」が提案されました。
地域経済の起爆剤となり、将来の飯塚市に必ずやプラスになる誘致ですので、28人の議員全員の一致にて可決を希望しましたが、共産党の宮嶋議員のみが反対されたため残念ながら全員一致とはなりませんでした。
ただ、決議案は賛成多数にて可決となりましたので、飯塚市議会はほとんど満場一致にて飯塚市の誘致活動を支える準備ができていますので、斎藤市長の頑張りに期待したいと思います。
平成25年第4回定例会が開催されました。
まず、市長から行政報告があり、各常任委員長から閉会中の委員会報告がありました。
その後、田中副市長より、今議会にて審議される議案の提案理由説明がありました。
今回は一般会計補正予算を含む、議案9件、認定17件となっています。
最後に、議員提出議案として
「福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地の飯塚市誘致を求める決議案」が提案されました。
地域経済の起爆剤となり、将来の飯塚市に必ずやプラスになる誘致ですので、28人の議員全員の一致にて可決を希望しましたが、共産党の宮嶋議員のみが反対されたため残念ながら全員一致とはなりませんでした。
ただ、決議案は賛成多数にて可決となりましたので、飯塚市議会はほとんど満場一致にて飯塚市の誘致活動を支える準備ができていますので、斎藤市長の頑張りに期待したいと思います。
2013年06月24日
一般質問終わりました!
皆様、こんにちは!
久しぶりの更新です。。。
今日は、午前中に終わった一般質問のことを少し書きます。
今回は「浸水対策について」と「選挙投票率の向上について」の二点を質問しました。
まずは、浸水対策については主に以下のような内容で聞きました。
・飯塚市内で過去10年間に生じた浸水被害
・飯塚市防災浸水基本計画
・災害対応時の配備体制
・指定避難所について
・災害時の市役所支所の役割
・各所浸水対策事業の予算、決算
・浸水対策への補助制度創設の可能性
最後の、補助制度創設についてですが、これは住民の方から色々な声を聞いて、このような制度があれば役立つのではないだろうかという想いで提案しました。
行政からは、おきまりの「関係各課と誠意検討いたします」との回答でしたが、提案しなければ何も始りませんので、小さくとも、貴重な一歩になったと考えています。
次の、投票率向上への取組みについては、主に以下のような内容で聞きました。
・本市において、過去20年間に行われた市長選挙と市議会議員選挙の投票率
・上記の世代別投票率
・現在、選挙管理委員会が行っている啓発活動
・若年層への周知方法
想像はしていましたが、やはり若年層(20代~40代)の投票率は低いですね。
前回の市長選挙(平成22年4月)で見ると、20代は30.32%、30代は40.63%、40代は50.33%という非常に低い数字が示されました。
何とか、このあたりの数字を上げるようにしていかないと真の意味で飯塚市の活力はでてこないと思います。
質疑の中で私からも以下のような提案をいたしました。
・コンビニにて広報啓発を行っていただくこと。
・選挙啓発冊子をよりなじみやすいものに工夫していくこと。
・フェイスブックを活用した選挙啓発を検討すること
過去20年間の選挙の投票率の下降を見ると、今までの啓発活動だけでは、数字は上向かない事が証明されているようなものなので、何か新しいこと、前例にはないことをどんどん取り入れていってほしいと提案しました。
来年には本市でも市長選挙が予定されています。
そこまでに「投票率10ポイントアップ」を達成させたいと思っています。
行政だけでなく色々なところとの協力が必要になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
久しぶりの更新です。。。
今日は、午前中に終わった一般質問のことを少し書きます。
今回は「浸水対策について」と「選挙投票率の向上について」の二点を質問しました。
まずは、浸水対策については主に以下のような内容で聞きました。
・飯塚市内で過去10年間に生じた浸水被害
・飯塚市防災浸水基本計画
・災害対応時の配備体制
・指定避難所について
・災害時の市役所支所の役割
・各所浸水対策事業の予算、決算
・浸水対策への補助制度創設の可能性
最後の、補助制度創設についてですが、これは住民の方から色々な声を聞いて、このような制度があれば役立つのではないだろうかという想いで提案しました。
行政からは、おきまりの「関係各課と誠意検討いたします」との回答でしたが、提案しなければ何も始りませんので、小さくとも、貴重な一歩になったと考えています。
次の、投票率向上への取組みについては、主に以下のような内容で聞きました。
・本市において、過去20年間に行われた市長選挙と市議会議員選挙の投票率
・上記の世代別投票率
・現在、選挙管理委員会が行っている啓発活動
・若年層への周知方法
想像はしていましたが、やはり若年層(20代~40代)の投票率は低いですね。
前回の市長選挙(平成22年4月)で見ると、20代は30.32%、30代は40.63%、40代は50.33%という非常に低い数字が示されました。
何とか、このあたりの数字を上げるようにしていかないと真の意味で飯塚市の活力はでてこないと思います。
質疑の中で私からも以下のような提案をいたしました。
・コンビニにて広報啓発を行っていただくこと。
・選挙啓発冊子をよりなじみやすいものに工夫していくこと。
・フェイスブックを活用した選挙啓発を検討すること
過去20年間の選挙の投票率の下降を見ると、今までの啓発活動だけでは、数字は上向かない事が証明されているようなものなので、何か新しいこと、前例にはないことをどんどん取り入れていってほしいと提案しました。
来年には本市でも市長選挙が予定されています。
そこまでに「投票率10ポイントアップ」を達成させたいと思っています。
行政だけでなく色々なところとの協力が必要になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2013年04月26日
飯塚市の新庁舎建て替えについて!
昨日、市役所で開催された庁舎建設特別委員会を傍聴した。
今回の委員会では、執行部から、新庁舎建設工事設計の全体行程、予算概要、新庁舎必要面積算定報告書が提示され、数人の議員から質疑や要望があった。
傍聴して感じたことは「やはり行政の仕事は、前例主義、形式主義、横並び主義の権化だ。」ということである。
例えば、新庁舎の必要面積を決めるのに、他の自治体の庁舎規模を参考にしていること。
確かに、判断基準の一つとして他市の庁舎を参考にすることは必要であるだろう。
しかし、執行部側の説明を聞いているとあたかもそれが、判断基準のすべてであると感じる。
本当は第一に考えなければならないはずの市民目線での検証が感じられない。
本来であれば、市民の生活目線があり、その中で市庁舎の役割を考え、すでにある公有財産の活用を徹底的に検証し、長期的な財政負担や財政計画と照らし合わせるという思考プロセスがあって初めて、新市庁舎に必要な面積が算出されるはずだ。
そのような思考プロセスをすっ飛ばして、他の市が職員一人当たりにこれだけの面積を割り当てているので、飯塚市でも職員数に同規模の面積をかけて算出しました」というのはあまりにも行政的で、無機質な回答である。
そこに「飯塚市がこんな市になってほしい!」や「飯塚市民に質の高い住民サービスを提供したい!」という最も求められている言葉は残念ながら少しもでてこない。
審議会を設け、住民アンケートを取り、設計会社を決め、議会にも報告し、というようにきちんとルールにのっとって進めているから問題ないでしょ?というスタンス。
もちろん、ルールに則って物事をきめていくのは当然に必要である。それを無視しろというわけではない。
問題視しているのは、「ルールに則っていさえすれば、万事OK」「行政のすることに口をはさむな」というスタンスでの行政運営は確実に時代錯誤だということだ。
「市民目線での徹底した検証」「将来の飯塚市への新しいビジョン」「夢を描けるような都市構想」そのようなものがきちんと納得する形で提示されれば行政を全力で応援したいし、可能な限り協力していきたいと考えている。
しかし、今の計画ではとてもじゃないが納得できない。
今からでも遅くはないので、今後100年を見据えた都市を想定した計画へと見直ししていただきたい。
市長の強力なリーダーシップを求めたい。
今回の委員会では、執行部から、新庁舎建設工事設計の全体行程、予算概要、新庁舎必要面積算定報告書が提示され、数人の議員から質疑や要望があった。
傍聴して感じたことは「やはり行政の仕事は、前例主義、形式主義、横並び主義の権化だ。」ということである。
例えば、新庁舎の必要面積を決めるのに、他の自治体の庁舎規模を参考にしていること。
確かに、判断基準の一つとして他市の庁舎を参考にすることは必要であるだろう。
しかし、執行部側の説明を聞いているとあたかもそれが、判断基準のすべてであると感じる。
本当は第一に考えなければならないはずの市民目線での検証が感じられない。
本来であれば、市民の生活目線があり、その中で市庁舎の役割を考え、すでにある公有財産の活用を徹底的に検証し、長期的な財政負担や財政計画と照らし合わせるという思考プロセスがあって初めて、新市庁舎に必要な面積が算出されるはずだ。
そのような思考プロセスをすっ飛ばして、他の市が職員一人当たりにこれだけの面積を割り当てているので、飯塚市でも職員数に同規模の面積をかけて算出しました」というのはあまりにも行政的で、無機質な回答である。
そこに「飯塚市がこんな市になってほしい!」や「飯塚市民に質の高い住民サービスを提供したい!」という最も求められている言葉は残念ながら少しもでてこない。
審議会を設け、住民アンケートを取り、設計会社を決め、議会にも報告し、というようにきちんとルールにのっとって進めているから問題ないでしょ?というスタンス。
もちろん、ルールに則って物事をきめていくのは当然に必要である。それを無視しろというわけではない。
問題視しているのは、「ルールに則っていさえすれば、万事OK」「行政のすることに口をはさむな」というスタンスでの行政運営は確実に時代錯誤だということだ。
「市民目線での徹底した検証」「将来の飯塚市への新しいビジョン」「夢を描けるような都市構想」そのようなものがきちんと納得する形で提示されれば行政を全力で応援したいし、可能な限り協力していきたいと考えている。
しかし、今の計画ではとてもじゃないが納得できない。
今からでも遅くはないので、今後100年を見据えた都市を想定した計画へと見直ししていただきたい。
市長の強力なリーダーシップを求めたい。
2013年02月03日
大阪府池田市へ!
皆様、こんばんは!
先日、1月29日、30日の日程で、大阪府池田市、兵庫県宝塚市、大阪市に行政視察に行ってきました。
(池田市役所)
池田市と宝塚市では、「地域コミュニティの取組み」について、大阪市では「行財政改革・公務員制度改革」について学ばせていただきました。
飯塚市でも地域コミュニティの取組みとして、地区公民館単位でまちづくり協議会をつくり、市民と行政の協働の街づくりを行おうとしています。
今回の視察先の池田市では、平成19年に地域コミュニティ推進協議会が設立され、協働のまちづくりの先進的な自治体として注目されています。
以下、池田市の取組の特徴をあげます。
・小学校区単位で協議会をつくり、それぞれに個人市民税の1%にあたる予算提案権を与えている。
・その提案権を行使し、実際に住民が本当に必要としているものを要求し、事業化されている。
・具体的には、街路灯、防犯カメラ、AEDなどの設置や、公園の整備などに使われている。
・全体的な計画を綿密に詰めてからしか動けない行政よりも、ピンポイントで行えるため事業化が迅速である。
説明をして下さった担当の方の話では、このように協議会に予算提案権を持たせた条例は池田市にしかないのではないかとのことで、かなり画期的な取り組みだということでした。
前市長が市民協働の街づくりをすすめるため強力なトップダウンで条例に組み込んだとのことで、やはり、想いのある首長がいる街は何かしら魅力的な取り組みを行っているなと再認識しました。
先日、1月29日、30日の日程で、大阪府池田市、兵庫県宝塚市、大阪市に行政視察に行ってきました。
(池田市役所)
池田市と宝塚市では、「地域コミュニティの取組み」について、大阪市では「行財政改革・公務員制度改革」について学ばせていただきました。
飯塚市でも地域コミュニティの取組みとして、地区公民館単位でまちづくり協議会をつくり、市民と行政の協働の街づくりを行おうとしています。
今回の視察先の池田市では、平成19年に地域コミュニティ推進協議会が設立され、協働のまちづくりの先進的な自治体として注目されています。
以下、池田市の取組の特徴をあげます。
・小学校区単位で協議会をつくり、それぞれに個人市民税の1%にあたる予算提案権を与えている。
・その提案権を行使し、実際に住民が本当に必要としているものを要求し、事業化されている。
・具体的には、街路灯、防犯カメラ、AEDなどの設置や、公園の整備などに使われている。
・全体的な計画を綿密に詰めてからしか動けない行政よりも、ピンポイントで行えるため事業化が迅速である。
説明をして下さった担当の方の話では、このように協議会に予算提案権を持たせた条例は池田市にしかないのではないかとのことで、かなり画期的な取り組みだということでした。
前市長が市民協働の街づくりをすすめるため強力なトップダウンで条例に組み込んだとのことで、やはり、想いのある首長がいる街は何かしら魅力的な取り組みを行っているなと再認識しました。
2012年12月23日
飯塚市立病院建替えについて!
皆様、こんにちは!
先日、平成24年第4回飯塚市議会定例会が終了しました。
補正予算、条例改正、請願などの多くの議案の採決が行われましたが、その中でも、飯塚市立病院事業会計補正予算について少し取り上げます。
この補正予算で飯塚市が行おうとしていることは、「飯塚市立病院建替事業」です。
事業の総額は約40億円、平成24年度から27年度の期間が設けられています。
この議案については議会の判断がはっきりと分かれました。
その様子については12月22日付の西日本新聞でも掲載されています。
「補正予算をこのまま通していいよ」という賛成の立場の議員と、「建替えについては反対ではない。しかし、もっと慎重に検証する必要がある」という反対の立場の議員がいました。
私は、この議案の審議を行っていた厚生委員会に傍聴に行き、この案件について継続して調査を行っている同僚議員を含めた議員同士での勉強会を重ね、現時点での審議状況ではまだOKは出せないという思いに至ったので、反対の意思を表示しました。
現時点での審議状況ではまだ不十分であり、議会として検証する部分が多く残っている、と感じたゆえの反対であって、建替えそのものが必要ないとは考えていません。
しかし、結果的には賛成多数で議会としては補正予算を承認することになりました。
私としてはとても残念な結果になったと感じています。
飯塚市はこの先数十年にもわたりこの建替え事業の借金を返していかねばなりません。
現在の市の財政状況は決して良いとは言えない状態であり、少しでも負担を減らすことに必死にならなければいけません。
飯塚市は、住民サービスを見直し、公共施設を整理統合して行財政改革を進めています。
いわば住民にサービスを我慢してもらい、負担を求めています。
しかし、その一方で、今回の建替え事業のように簡単に何十億ものお金をかけて新しい施設建設の予算を議会に上程してきます。
そして、今の議会はそれを認めてしまっています。
住民サービスを削るのは行財政改革の最後ではないでしょうか。
まずは、市長や議員などの政治家が身を削り、行政組織をスリム化させ、その後に住民サービスに手を付けるべきです。
それが、行財政改革の本当の順番ではないでしょうか。
そのような手順を踏まずに進めていては住民からの不満は高まる一方だと思います。
しかし、実質、この補正予算は議会の多数決で承認を得てしまいました。
正当な手続きを踏んで議会としての意思が固まった以上、それについてこれ以上あれこれ言ってもどうしようもないので、これからは、自分がやれることに集中していこうと思います。
西鉄バスセンター建替え、市庁舎建替えなどこれからも多額の予算を伴う議案が審議されていきます。
可能な限り情報を提供していきますので、ぜひ、皆様も厳しい議会チェックをよろしくお願いします!
先日、平成24年第4回飯塚市議会定例会が終了しました。
補正予算、条例改正、請願などの多くの議案の採決が行われましたが、その中でも、飯塚市立病院事業会計補正予算について少し取り上げます。
この補正予算で飯塚市が行おうとしていることは、「飯塚市立病院建替事業」です。
事業の総額は約40億円、平成24年度から27年度の期間が設けられています。
この議案については議会の判断がはっきりと分かれました。
その様子については12月22日付の西日本新聞でも掲載されています。
「補正予算をこのまま通していいよ」という賛成の立場の議員と、「建替えについては反対ではない。しかし、もっと慎重に検証する必要がある」という反対の立場の議員がいました。
私は、この議案の審議を行っていた厚生委員会に傍聴に行き、この案件について継続して調査を行っている同僚議員を含めた議員同士での勉強会を重ね、現時点での審議状況ではまだOKは出せないという思いに至ったので、反対の意思を表示しました。
現時点での審議状況ではまだ不十分であり、議会として検証する部分が多く残っている、と感じたゆえの反対であって、建替えそのものが必要ないとは考えていません。
しかし、結果的には賛成多数で議会としては補正予算を承認することになりました。
私としてはとても残念な結果になったと感じています。
飯塚市はこの先数十年にもわたりこの建替え事業の借金を返していかねばなりません。
現在の市の財政状況は決して良いとは言えない状態であり、少しでも負担を減らすことに必死にならなければいけません。
飯塚市は、住民サービスを見直し、公共施設を整理統合して行財政改革を進めています。
いわば住民にサービスを我慢してもらい、負担を求めています。
しかし、その一方で、今回の建替え事業のように簡単に何十億ものお金をかけて新しい施設建設の予算を議会に上程してきます。
そして、今の議会はそれを認めてしまっています。
住民サービスを削るのは行財政改革の最後ではないでしょうか。
まずは、市長や議員などの政治家が身を削り、行政組織をスリム化させ、その後に住民サービスに手を付けるべきです。
それが、行財政改革の本当の順番ではないでしょうか。
そのような手順を踏まずに進めていては住民からの不満は高まる一方だと思います。
しかし、実質、この補正予算は議会の多数決で承認を得てしまいました。
正当な手続きを踏んで議会としての意思が固まった以上、それについてこれ以上あれこれ言ってもどうしようもないので、これからは、自分がやれることに集中していこうと思います。
西鉄バスセンター建替え、市庁舎建替えなどこれからも多額の予算を伴う議案が審議されていきます。
可能な限り情報を提供していきますので、ぜひ、皆様も厳しい議会チェックをよろしくお願いします!
2012年12月15日
一般質問の報告 その一
皆様、こんばんは!
先日、飯塚市議会本会議にて行った一般質問の内容の報告です。
今回は、
「特例民法法人の新制度移行について」 と
「飯塚市公共施設等のあり方に関する実施計画について」
の2点を質問しました。
どちらも少し聞きなれない言葉が並んでいるかと思いますが、できるだけわかりやすく解説していきますので是非読んで下さいね。
今回は、まず一つめの質問である「特例民法法人の新制度移行について」です。
まず質問の趣旨ですが、
公益法人制度改革により、飯塚市の財団法人(特例民法法人)も新たな法人形態への移行が必要とされています。
移行できないことにより法人が解散などになれば、本市の事務運営に大きな負担を生じさせる恐れがあるため移行申請の現状を確認すべく質問をいたしました。
以下は一般質問の主なやり取りです。
※実際はもっと長文ですが、わかりやすく、読みやすくするためにまとめています。
永末≫新たな法人形態(一般法人、公益法人)への移行申請期間はいつまでか?
行財政改革室主幹(以下「行革主幹」とする)≫平成25年11月30日までである。
永末≫上記の期間までに移行できない時は今の財団法人はどうなるのか?
行革主幹≫解散したものとみなされる。
永末≫解散したものとみなされた場合、財団法人の所有する財産はどうなるのか?
行革主幹≫各財団法人の定款にて指定したところに帰属すること等になる。
永末≫飯塚市においてこの制度に該当する財団法人はいくつあるのか?
行革主幹≫5つの財団法人があるが、うち一つは移行申請が済んでいる。
もう一つは解散させる方向で検討している。ゆえに実質は3つである。
具体的には、(財)飯塚市教育文化振興事業団、(財)サンビレッジ茜、(財)筑豊勤労者福祉協会である。
永末≫各財団法人が所有する財産の状況は?
行革主幹≫(財)飯塚市教育文化振興事業団は約1億3千万円、(財)サンビレッジ茜は約2,500万円、 (財)筑豊勤労者福祉協会は約3,200万円をそれぞれ所有している。
永末≫移行申請にむけた各財団の今後のスケジュールは?
行革主幹≫(財)飯塚市教育文化振興事業団については、県からの事前チェック終了後に定款等を理事会で承認いただき申請できる段階である。
(財)サンビレッジ茜はこれから申請内容、時期等について県と協議をして申請をすすめていく予定である。
(財)筑豊勤労者福祉協会は、県と協議しながら申請書類の準備をしており、本年中の申請を目指して作業をすすめている。
以上が主な答弁の内容でした。
分かりやすく書いたつもりですが、何か難しいですよね~(笑)
ただ、(財)飯塚市教育文化振興事業団は、コスモスコモンの運営、(財)サンビレッジ茜はサンビレッジ茜の運営、(財)筑豊勤労者福祉協会は筑豊ハイツの運営をそれぞれ行っていると聞くと少し身近に感じていただけるかもしれません。
3つの財団の財産を全部あわせると約1億8,700万円にもなります。
移行申請期間に間に合わないなどにより、解散とみなされ、飯塚市の事務に支障をきたすようなことは絶対にさけねばならないりません。
今回の一般質問で、方向性及び対応状況が確認できましたので、今後とも継続してチェックして参ります。
先日、飯塚市議会本会議にて行った一般質問の内容の報告です。
今回は、
「特例民法法人の新制度移行について」 と
「飯塚市公共施設等のあり方に関する実施計画について」
の2点を質問しました。
どちらも少し聞きなれない言葉が並んでいるかと思いますが、できるだけわかりやすく解説していきますので是非読んで下さいね。
今回は、まず一つめの質問である「特例民法法人の新制度移行について」です。
まず質問の趣旨ですが、
公益法人制度改革により、飯塚市の財団法人(特例民法法人)も新たな法人形態への移行が必要とされています。
移行できないことにより法人が解散などになれば、本市の事務運営に大きな負担を生じさせる恐れがあるため移行申請の現状を確認すべく質問をいたしました。
以下は一般質問の主なやり取りです。
※実際はもっと長文ですが、わかりやすく、読みやすくするためにまとめています。
永末≫新たな法人形態(一般法人、公益法人)への移行申請期間はいつまでか?
行財政改革室主幹(以下「行革主幹」とする)≫平成25年11月30日までである。
永末≫上記の期間までに移行できない時は今の財団法人はどうなるのか?
行革主幹≫解散したものとみなされる。
永末≫解散したものとみなされた場合、財団法人の所有する財産はどうなるのか?
行革主幹≫各財団法人の定款にて指定したところに帰属すること等になる。
永末≫飯塚市においてこの制度に該当する財団法人はいくつあるのか?
行革主幹≫5つの財団法人があるが、うち一つは移行申請が済んでいる。
もう一つは解散させる方向で検討している。ゆえに実質は3つである。
具体的には、(財)飯塚市教育文化振興事業団、(財)サンビレッジ茜、(財)筑豊勤労者福祉協会である。
永末≫各財団法人が所有する財産の状況は?
行革主幹≫(財)飯塚市教育文化振興事業団は約1億3千万円、(財)サンビレッジ茜は約2,500万円、 (財)筑豊勤労者福祉協会は約3,200万円をそれぞれ所有している。
永末≫移行申請にむけた各財団の今後のスケジュールは?
行革主幹≫(財)飯塚市教育文化振興事業団については、県からの事前チェック終了後に定款等を理事会で承認いただき申請できる段階である。
(財)サンビレッジ茜はこれから申請内容、時期等について県と協議をして申請をすすめていく予定である。
(財)筑豊勤労者福祉協会は、県と協議しながら申請書類の準備をしており、本年中の申請を目指して作業をすすめている。
以上が主な答弁の内容でした。
分かりやすく書いたつもりですが、何か難しいですよね~(笑)
ただ、(財)飯塚市教育文化振興事業団は、コスモスコモンの運営、(財)サンビレッジ茜はサンビレッジ茜の運営、(財)筑豊勤労者福祉協会は筑豊ハイツの運営をそれぞれ行っていると聞くと少し身近に感じていただけるかもしれません。
3つの財団の財産を全部あわせると約1億8,700万円にもなります。
移行申請期間に間に合わないなどにより、解散とみなされ、飯塚市の事務に支障をきたすようなことは絶対にさけねばならないりません。
今回の一般質問で、方向性及び対応状況が確認できましたので、今後とも継続してチェックして参ります。
2012年11月07日
シンポジウムに参加して学んだこと
皆さん、こんばんは!
先月福岡市で開催された「浄化槽シンポジウム2012」に参加してきました。
シンポジウムでは、環境省廃棄物対策課の市原陽一氏より「浄化槽行政について」という内容の講演が行われました。
講演での主な内容は下記の通りです。
・現在、生活排水を処理する方法として、下水道もしくは浄化槽による処理方法がある。
・人口が集中している都市部では下水道処理で、そうではない地域では浄化槽処理がなされている。
・浄化槽は、し尿のみを処理する「単独処理浄化槽」と、し尿及び雑排水を処理する「合併処理浄化槽」に区分される。
・雑排水まで処理できるため、合併処理は単独処理に比べ8倍の汚水処理能力がある。
・すでに設置されている浄化槽の単独処理と合併処理の全国割合は、およそ6:4である。
以上のことから考えると、水質汚染を防ぎ、水質の改善をすすめるために、早急にすべての浄化槽を合併処理にするべきです。
しかし、
・単独処理浄化槽の寿命が30年以上と長期間であること
・整備費用の負担が大きいこと(一般家庭の場合だいたい50万円以上)
・そもそも住民の方がそのような事実すら知らずに使っていること など
このような理由から、合併処理浄化槽への転換が進んでいない現状があります。
改善策としては、
国の支援を強化する、都道府県構想を見直す、民間資金を活用していく、広報に力を入れ周知を図っていくこと、などが提示されていました。
今回のシンポジウムに参加して学んだことをもとに、飯塚市の浄化槽行政の現状についてもしっかりと調査していきます。
先月福岡市で開催された「浄化槽シンポジウム2012」に参加してきました。
シンポジウムでは、環境省廃棄物対策課の市原陽一氏より「浄化槽行政について」という内容の講演が行われました。
講演での主な内容は下記の通りです。
・現在、生活排水を処理する方法として、下水道もしくは浄化槽による処理方法がある。
・人口が集中している都市部では下水道処理で、そうではない地域では浄化槽処理がなされている。
・浄化槽は、し尿のみを処理する「単独処理浄化槽」と、し尿及び雑排水を処理する「合併処理浄化槽」に区分される。
・雑排水まで処理できるため、合併処理は単独処理に比べ8倍の汚水処理能力がある。
・すでに設置されている浄化槽の単独処理と合併処理の全国割合は、およそ6:4である。
以上のことから考えると、水質汚染を防ぎ、水質の改善をすすめるために、早急にすべての浄化槽を合併処理にするべきです。
しかし、
・単独処理浄化槽の寿命が30年以上と長期間であること
・整備費用の負担が大きいこと(一般家庭の場合だいたい50万円以上)
・そもそも住民の方がそのような事実すら知らずに使っていること など
このような理由から、合併処理浄化槽への転換が進んでいない現状があります。
改善策としては、
国の支援を強化する、都道府県構想を見直す、民間資金を活用していく、広報に力を入れ周知を図っていくこと、などが提示されていました。
今回のシンポジウムに参加して学んだことをもとに、飯塚市の浄化槽行政の現状についてもしっかりと調査していきます。
2012年10月08日
議員活動のご報告!
こんばんは!
しばらく、ブログ更新できず、すいませんでした。
この3連休は比較的時間が取れたので、たまっている仕事を終わらせたり、普段できない庭の掃除をやったり、気分転換に買い物に行ったりと、とても有意義な充実した時間がすごせました。
9月議会も無事(?)に終わり、今回も議員活動報告である『邁進(まいしん)』の作成に取りかかっています。
今回は、本年7月から9月までの間の私の議員活動を掲載する予定です。
総務委員会での質問や本会議での一般質問など、今回もしっかり行っていますので、ぜひ活動を知っていただけたらと思います。
今月の終わりには配布できると思いますので、もし読んでもいいよ~と思われる方がいましたら、下記の連絡先までご一報下さい。
よろしくお願いいたします!
ながすえ雄大後援会事務所
福岡県飯塚市多田180番地1
TEL 0948-82-0012
Mail y.nagasue@gmail.com
しばらく、ブログ更新できず、すいませんでした。
この3連休は比較的時間が取れたので、たまっている仕事を終わらせたり、普段できない庭の掃除をやったり、気分転換に買い物に行ったりと、とても有意義な充実した時間がすごせました。
9月議会も無事(?)に終わり、今回も議員活動報告である『邁進(まいしん)』の作成に取りかかっています。
今回は、本年7月から9月までの間の私の議員活動を掲載する予定です。
総務委員会での質問や本会議での一般質問など、今回もしっかり行っていますので、ぜひ活動を知っていただけたらと思います。
今月の終わりには配布できると思いますので、もし読んでもいいよ~と思われる方がいましたら、下記の連絡先までご一報下さい。
よろしくお願いいたします!
ながすえ雄大後援会事務所
福岡県飯塚市多田180番地1
TEL 0948-82-0012
Mail y.nagasue@gmail.com
2012年07月03日
6月議会の一般質問について!
皆様、こんばんは!
6月本議会での一般質問は以下のような内容で行いました。
1.市内小中学校の生徒の安全対策について
今年に入って、京都や千葉などで登校時の生徒が巻き込まれる自動車事故が多発している。
これらの事故において責任があるのは当然に加害者であるが、事故が起こった通学路はその危険性が以前より指摘されていた。
住民の安全を守ることが行政の一番の使命であると考える。
飯塚市内の児童生徒の通学時の安全対策について本市の取り組みを検証すべく以下の質問を行う。
(以下主な質疑について記載)
永末) 文部科学省や県教育委員会からの通知を受け、飯塚市としてどのような対応を行ったのか?
市) 改めて通学路の安全点検を行い、校区の安全マップの見直しを行っている。
安全マップの作成に当たっては、市内全小中学校で地域や関係機関と連携・協働し、実際に通学路を歩くなどして通学路の点検を行っている。
永末) 安全マップとはどのようなものか?
市) 安全マップとは、校区の地図の中に通学路を描き、交通量の多い場所、見通しの悪い場所、街灯が必要な場所などの危険個所や要注意個所について地図上にその地点や内容を記載するものである。
永末) 市民・ドライバーへの周知はどのように行っているか?
市) 交通安全県民運動を実施し、市報やHPなどにより広く周知を行っている。
永末) 市長、教育長に飯塚全体に対するリーダーシップを発揮していただき、地元の企業等にも働きかけることで本当の安全が実現できると考える。
その指針として「飯塚市交通安全条例」の制定も視野にいれ、検討をお願いする。
2.公共施設での節電対策について
昨年も同様の質問をしたが、昨年とは違い、今年は全国の原発が停止していて、電力供給そのものが不足するといわれていてより深刻な状況であると考える。
飯塚市としてこの緊急事態にどのように取り組んでいくのかを質問する。
(以下主な質疑について記載)
永末) 福岡県は、各市町村に対し節電目標を一昨年比10%以上として協力を要請しているようだが、飯塚市ではこの数字を達成することは可能なのか?
市) 7月から9月における本庁・各支所の電気使用量は、一昨年と比べると17%程度の削減ができている。
また、平成23年度末にLED照明等を導入している。
このような状況から今夏の一昨年比10%以上の節電は可能だと考える。
永末) 市役所だけではなく、市全体としての節電対策についてはどうか?
市) 市報や回覧チラシなどによる啓発や、独自の環境イベントなどを通じ、節電対策を行っていく。
永末) 北九州市では「まちなか避暑地」という取り組みを行っている。
これは暑い時間帯に家庭ではなく、まちなかの商店街など涼しいところで過ごし、家庭の節電を図るとともに、まちなかのにぎわいづくりも進めるプロジェクトである。
このように、市全体として、いかにして節電をしていくか、という取組を行政として積極的に導入していっていただきたい。
当日はお忙しい中、傍聴にきていただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、一般質問の継続等含め、しっかりと議員活動を行っていきます!
6月本議会での一般質問は以下のような内容で行いました。
1.市内小中学校の生徒の安全対策について
今年に入って、京都や千葉などで登校時の生徒が巻き込まれる自動車事故が多発している。
これらの事故において責任があるのは当然に加害者であるが、事故が起こった通学路はその危険性が以前より指摘されていた。
住民の安全を守ることが行政の一番の使命であると考える。
飯塚市内の児童生徒の通学時の安全対策について本市の取り組みを検証すべく以下の質問を行う。
(以下主な質疑について記載)
永末) 文部科学省や県教育委員会からの通知を受け、飯塚市としてどのような対応を行ったのか?
市) 改めて通学路の安全点検を行い、校区の安全マップの見直しを行っている。
安全マップの作成に当たっては、市内全小中学校で地域や関係機関と連携・協働し、実際に通学路を歩くなどして通学路の点検を行っている。
永末) 安全マップとはどのようなものか?
市) 安全マップとは、校区の地図の中に通学路を描き、交通量の多い場所、見通しの悪い場所、街灯が必要な場所などの危険個所や要注意個所について地図上にその地点や内容を記載するものである。
永末) 市民・ドライバーへの周知はどのように行っているか?
市) 交通安全県民運動を実施し、市報やHPなどにより広く周知を行っている。
永末) 市長、教育長に飯塚全体に対するリーダーシップを発揮していただき、地元の企業等にも働きかけることで本当の安全が実現できると考える。
その指針として「飯塚市交通安全条例」の制定も視野にいれ、検討をお願いする。
2.公共施設での節電対策について
昨年も同様の質問をしたが、昨年とは違い、今年は全国の原発が停止していて、電力供給そのものが不足するといわれていてより深刻な状況であると考える。
飯塚市としてこの緊急事態にどのように取り組んでいくのかを質問する。
(以下主な質疑について記載)
永末) 福岡県は、各市町村に対し節電目標を一昨年比10%以上として協力を要請しているようだが、飯塚市ではこの数字を達成することは可能なのか?
市) 7月から9月における本庁・各支所の電気使用量は、一昨年と比べると17%程度の削減ができている。
また、平成23年度末にLED照明等を導入している。
このような状況から今夏の一昨年比10%以上の節電は可能だと考える。
永末) 市役所だけではなく、市全体としての節電対策についてはどうか?
市) 市報や回覧チラシなどによる啓発や、独自の環境イベントなどを通じ、節電対策を行っていく。
永末) 北九州市では「まちなか避暑地」という取り組みを行っている。
これは暑い時間帯に家庭ではなく、まちなかの商店街など涼しいところで過ごし、家庭の節電を図るとともに、まちなかのにぎわいづくりも進めるプロジェクトである。
このように、市全体として、いかにして節電をしていくか、という取組を行政として積極的に導入していっていただきたい。
当日はお忙しい中、傍聴にきていただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後とも、一般質問の継続等含め、しっかりと議員活動を行っていきます!
2012年05月16日
本日の総務委員会のご報告!
皆様、こんばんは!
本日10時より、飯塚市役所にて総務委員会が開催されました。
本日上程された案件は「コミュニティバスの運用について」でした。
まず、市側から先月末までの運行状況について報告がありました。
路線バス方式と予約乗合タクシー方式の併用運行になって1ヶ月半しか経過していませんので、まだまだ途中経過の報告ですが、最初が肝心ですので、納得のいかない部分を明確にすべくいくつか質問いたしました。
その中で、運行内容を定期的に改善していくことについて市民の声も参考にするという回答がありました。
その回答だけだと弱いと感じましたので、住民説明会の開催も求めたところ、年度内に開催するという回答を得ることができました。
住民にとってよりよいサービスとするために住民の声を行政にダイレクトに届ける機会になりうるという意味で一つの成果であったと感じています。
委員会での審議後には、乗合タクシーの予約受付サービスを行なっている会社に視察に行きました。
(株式会社福岡ソフトウェアセンター内での受付風景)
現在の予約件数は1日平均56.5人です。
想定は250人位においているということですので、市民の方への更なる周知を進めていただきたいと思います。
本日10時より、飯塚市役所にて総務委員会が開催されました。
本日上程された案件は「コミュニティバスの運用について」でした。
まず、市側から先月末までの運行状況について報告がありました。
路線バス方式と予約乗合タクシー方式の併用運行になって1ヶ月半しか経過していませんので、まだまだ途中経過の報告ですが、最初が肝心ですので、納得のいかない部分を明確にすべくいくつか質問いたしました。
その中で、運行内容を定期的に改善していくことについて市民の声も参考にするという回答がありました。
その回答だけだと弱いと感じましたので、住民説明会の開催も求めたところ、年度内に開催するという回答を得ることができました。
住民にとってよりよいサービスとするために住民の声を行政にダイレクトに届ける機会になりうるという意味で一つの成果であったと感じています。
委員会での審議後には、乗合タクシーの予約受付サービスを行なっている会社に視察に行きました。
(株式会社福岡ソフトウェアセンター内での受付風景)
現在の予約件数は1日平均56.5人です。
想定は250人位においているということですので、市民の方への更なる周知を進めていただきたいと思います。
2012年04月10日
入学おめでとう!
皆様、こんにちは!
新年度が始まり今年も入学式のシーズンがやってきました。
今日は、飯塚市立庄内小学校の入学式に出席させていただきました。
今年の新入生は84名で、1クラス28名の3クラスで学校生活をスタートします。
庄内小学校は私の母校でもありまして、久しぶりに校歌を聞かせていただいた時にはたいへん感動しました。
子供たちがのびのびと遊べる地域社会をつくり、未来に希望をもてる社会制度を作っていくことが、私たち政治家の務めであると再認識いたしました。
新年度が始まり今年も入学式のシーズンがやってきました。
今日は、飯塚市立庄内小学校の入学式に出席させていただきました。
今年の新入生は84名で、1クラス28名の3クラスで学校生活をスタートします。
庄内小学校は私の母校でもありまして、久しぶりに校歌を聞かせていただいた時にはたいへん感動しました。
子供たちがのびのびと遊べる地域社会をつくり、未来に希望をもてる社会制度を作っていくことが、私たち政治家の務めであると再認識いたしました。
2012年02月23日
いよいよ明日から!
いよいよ明日から飯塚市議会平成24年第1回定例会が開催されます。
今回は補正予算の審議と合わせて、新年度である平成24年度の予算審議も行われます。
※平成24年度当初予算(飯塚市HPより)
http://www.city.iizuka.lg.jp/06machi/zaisei/yosan/h24hon/download/24_01.pdf
また今回の定例会では、施政方針も示されます。
今年度、市長がどのような思いで飯塚市をどこへ導こうとしているのかしっかりと見定めていきたいと思います。
予算審議では自分にできる限りの準備をして、住民感覚として納得のいく回答が得られるくらいにつっこんだ質問をしていきます!
お時間のある方は是非議会膨張にいらしてくださいね。
今回は補正予算の審議と合わせて、新年度である平成24年度の予算審議も行われます。
※平成24年度当初予算(飯塚市HPより)
http://www.city.iizuka.lg.jp/06machi/zaisei/yosan/h24hon/download/24_01.pdf
また今回の定例会では、施政方針も示されます。
今年度、市長がどのような思いで飯塚市をどこへ導こうとしているのかしっかりと見定めていきたいと思います。
予算審議では自分にできる限りの準備をして、住民感覚として納得のいく回答が得られるくらいにつっこんだ質問をしていきます!
お時間のある方は是非議会膨張にいらしてくださいね。