希望をつなぐ。 大きな変化、悲惨なニュース、覆される常識。 圧倒的な現実に自分の小ささ、無力さを感じる日々。 それでも、そんな中でも、希望をつないでいく。 無責任な批判や実行の伴わない言葉ではなく、実際に自ら行動し、具体的な制度や仕組みを考え、提案し続ける。 その小さな積み重ねが希望ある未来に繋がることを信じて。                                  

2013年10月30日

飯塚市は何にお金を使ったのか?

皆様おはようございます!

平成24年度飯塚市決算特別委員会の速報です。

1日目には主に以下のような内容で審議がなされました。

私が各委員の質疑内容をメモから起こしたものですので、多少正確性には欠けるかもしれませんのでご注意ください。

「議員報酬(1億4,352万円)」
・飯塚市議の報酬は721万円である。

「行政評価」
・行政評価を予算にいかに反映していくか。

「情報公開」
・申請から公開までの期間のスピードアップを図るように。
・審議会によっては議事録作成に極端に時間がかかっているところがある。

「自動車損害共済分担金(156万円)」
・平成24年度に職員が起した事故は29件。
・職員本人に自己負担は生じない。
・職員には始末書と講習への派遣などを行っている。

「市民交流プラザ指定管理委託料(976万円)」
・個人の利用が激減している。理由は高校生の利用を禁止したため。
・指定管理者は「市民活動ネットワークe-ZUKA」
・行政評価では厳しい評価がされている。
・地区公民館の充実が必要

「コミュニティバス等運行費(9,936万円)」
・当事業の継続については平成26年度中に検討する。

「嘉飯都市圏活性化推進会議負担金(333万円)」
・飯塚市、嘉麻市、桂川町の広域的発展のため
・平成20年に、上記2市1町と県によりつくられた。
・賑わいの創出のために6つの分野(食、川、農、文化、学び、情報発信)

「衆議院議員選挙費(2,698万円)」
・ポスター掲示委託料は市内を3ヶ所に分割して入札にて発注している。
・掲示場所は飯塚地区176、穂波地区65、筑穂地区50、庄内地区32、頴田地区39
・掲示場所が接近している箇所があるので見直してほしい

「無料低額診療制度」
・飯塚市立病院では行っていない。
・済生会飯塚嘉穂病院は特別交付税の対象病院
・日赤などの公的病院は1225あり、そのうち223が特別交付税が交付されている。
・市からも何らかの支援が必要では?

「社会福祉協議会補助金(5,500万円)」
・社会福祉協議会の平成24年度の事業費は6,600万円(人件費除く)
・市から出している補助金額では足りないのではないか?

「認定こども園整備事業費(8,552万円)」
・庄内、幸袋、頴田の3つに対して出している

「就労意欲喚起等支援業務委託料について(95万円)」 
・平成24年度実績は17人で、そのうち1人を就労支援に切り替えたが体調不良で中止
・国の事業である。
・民間のNPOに委託している。重要な事業なので継続する。

「各種検診」
・検診の受診率が極端に低い。
・受診を生活保護費の支給要件にしている自治体もある。

「住宅扶助費(9億8,156万円)」
・民間アパート利用者は天引きではない。

「有害鳥獣駆除対策事業費補助金(760万円)」
・猟師の絶対数が不足、後継者育成が急務
・免許取得の際の本市の補助は上限が1万円。
・他の自治体には警備会社に委託しているところがある。
・平成25年度から国からの補助がでている。3年間の予定。
・市の補助対象期間の拡大の検討を。通年化。

「商工会事業費補助金(1,436万円)」
・補助金の算出根拠は?
・補助を今後もしっかりと行うこと。

「企業立地促進補助金(2,933万円)」
・財政効果は?
・飯塚市の単費である。
・補助金の要件の緩和を要望する。

「観光振興費(2,029万円)」
・点から線、線から面の観光。具体例として、長崎街道全体の取組み、19か所でひいなの祭り開催。
・通年通した観光街づくりを

「飯塚観光協会補助金(1,586万円)」
・山笠へ320万、子供山笠へ25万、飯塚花火大会へ50万、穂波花火大会へ30万など
・上記は観光協会を通したトンネル補助金ではないのか?
・観光協会の本来の目的はネットワークを推進する団体であり、現在の立ち位置は不明確。

「住宅リフォーム補助金(1,979万円)」
・景気対策のために行っている。
・アンケート結果で補助金利用者の30%がこの制度があったからリフォームを検討した。
・効果がある制度なので継続してほしい

「マイホーム取得奨励補助金(2,060万円)」
・分譲マンション購入にも使える
・5年間の追跡調査を行う。5年以内に出ていったら補助金を回収する。
・地方交付税の算定基準は住民1人あたり8万円。
・この制度で年間に約120人が転入してきた。
・交付税だけでなく、住民税にも波及効果あるのでこの制度の継続を求める。

「道路橋りょう維持費」
・現状の予算で大丈夫か?
・今予算を出し惜しみすることで将来大きく必要になることはないか?
・整備ガイドライン、全体的な整備計画ともにない。

「道路橋りょう長寿命化修繕計画策定支援委託料(2,229万円)」
・国に補助金であり、補助率は55%。
・対象は626橋。そのうち修繕すべき橋が56橋。そこから今後10年間に修繕する橋を18に絞り込む。

「下三緒団地公営住宅外壁等補修工事2,688万円」
・住宅の長寿命化のための工事
・耐用年数が10年以上残っているものが対象であり、対象から外れるものは40棟ある。
・上記の40棟に関しては、生活に支障があるところは個別に対応する。

「河川監視カメラ保守点検委託料(68万円)」
・遠賀川河川事務所、県土整備事務所、市が管理するカメラがある。
・河川カメラは情報収集に重要なので上記以外でも設置を検討する。

以上が決算委員会1日目の内容でした。

今日も10時より上記の続きが審議されますので、お時間のある方は是非傍聴にお越し下さい!





Posted by 永末雄大 at 05:40│Comments(0)
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