希望をつなぐ。 大きな変化、悲惨なニュース、覆される常識。 圧倒的な現実に自分の小ささ、無力さを感じる日々。 それでも、そんな中でも、希望をつないでいく。 無責任な批判や実行の伴わない言葉ではなく、実際に自ら行動し、具体的な制度や仕組みを考え、提案し続ける。 その小さな積み重ねが希望ある未来に繋がることを信じて。                                  

2012年11月07日

シンポジウムに参加して学んだこと

皆さん、こんばんは!


先月福岡市で開催された「浄化槽シンポジウム2012」に参加してきました。


シンポジウムでは、環境省廃棄物対策課の市原陽一氏より「浄化槽行政について」という内容の講演が行われました。


講演での主な内容は下記の通りです。


・現在、生活排水を処理する方法として、下水道もしくは浄化槽による処理方法がある。


・人口が集中している都市部では下水道処理で、そうではない地域では浄化槽処理がなされている。


・浄化槽は、し尿のみを処理する「単独処理浄化槽」と、し尿及び雑排水を処理する「合併処理浄化槽」に区分される。


・雑排水まで処理できるため、合併処理は単独処理に比べ8倍の汚水処理能力がある。


・すでに設置されている浄化槽の単独処理と合併処理の全国割合は、およそ6:4である。


以上のことから考えると、水質汚染を防ぎ、水質の改善をすすめるために、早急にすべての浄化槽を合併処理にするべきです。


しかし、


・単独処理浄化槽の寿命が30年以上と長期間であること


・整備費用の負担が大きいこと(一般家庭の場合だいたい50万円以上)


・そもそも住民の方がそのような事実すら知らずに使っていること など


このような理由から、合併処理浄化槽への転換が進んでいない現状があります。


改善策としては、


国の支援を強化する、都道府県構想を見直す、民間資金を活用していく、広報に力を入れ周知を図っていくこと、などが提示されていました。


今回のシンポジウムに参加して学んだことをもとに、飯塚市の浄化槽行政の現状についてもしっかりと調査していきます。


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Posted by 永末雄大 at 23:37│Comments(0)議員活動
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