希望をつなぐ。 大きな変化、悲惨なニュース、覆される常識。 圧倒的な現実に自分の小ささ、無力さを感じる日々。 それでも、そんな中でも、希望をつないでいく。 無責任な批判や実行の伴わない言葉ではなく、実際に自ら行動し、具体的な制度や仕組みを考え、提案し続ける。 その小さな積み重ねが希望ある未来に繋がることを信じて。                                  

2012年02月24日

平成24年度の施政方針説明!

本日より、平成24年第1回飯塚市議会定例会が開催されました。

初日の今日は、齊藤守史市長より平成24年度の施政方針説明がなされました。

以下はその内容の抜粋です。

・国内国外ともに経済情勢は大変な時だが、そんな中でも本市は鯰田工業団地へ1社の企業誘致に成功した。

・昨年よりスマートウェルネスシティ首長研究会に参加しており、今後その具体的な施策の研究を行っていく。

・「浸水対策」「学校再編」「中心市街地活性化」を継続した3本の柱としていく。

・ほかに、「街づくり協議会」「予約乗合タクシー」「行財政改革」「人権問題」「商業の振興」「観光の振興」「新産業創出」などなどです。

以上のような形で来年度の施政方針を示されましたが、私としては10年先、20年先の飯塚の将来像を描いて、そのビジョンを実現するために、本年度はこの予算が必要となるんだという説得力がほしかったと感じました。

すでに自治体があれもこれも全てやるという財政状況でないことは周知の事実です。

もうそういう先送りはできないギリギリのところまできているのですから、市長には勇気をもって飯塚市の未来のために選択と集中という政治的な決断をしていただきたかったと感じています。

市役所の行政職員がその体質を自らかえることは行政の性質上できません。

それが可能なのは首長である飯塚市長しかいません。

議員は首長と同じで選挙で選ばれますが、あくまで予算や条例のチェック機関であるし、多数決論理で動く世界なので、積極的に一つの方向で市を引っ張っていくということはたいへん難しいのです。

飯塚市に対する本気の想いがあればたくさんのことが実現できます。

大阪や名古屋では首長が強力なリーダーシップを発揮して大きな変化を起こしています。

ぜひ、斎藤市長にも同様の改革を実行していただきたいと思います。



Posted by 永末雄大 at 23:32│Comments(0)
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