希望をつなぐ。
大きな変化、悲惨なニュース、覆される常識。
圧倒的な現実に自分の小ささ、無力さを感じる日々。
それでも、そんな中でも、希望をつないでいく。
無責任な批判や実行の伴わない言葉ではなく、実際に自ら行動し、具体的な制度や仕組みを考え、提案し続ける。
その小さな積み重ねが希望ある未来に繋がることを信じて。
2011年08月12日
行政視察で感じたこと その2
行政視察2日目の午後からは、中心市街地活性化の取り組みに力を入れている埼玉県川越市を訪問させていただきました。
(川越市役所にて職員の方より説明を受けているところ)
川越市は埼玉県の中央よりやや南に位置し、35万弱の人口を有する埼玉県の中核都市です。
江戸と深い交流があり、江戸の由緒ある町並みが残っていることから「小江戸」と呼ばれているそうです。
川越市はそのような観光資源を生かし、「市民や観光客が交流する活力とにぎわいのある街作り」をすすめるべく、中心市街地活性化基本計画を定め、平成21年5月に国からの認定を受けています。
計画で定める目標は2つあり、目標1は「回遊性の向上」、そして目標2は「商業・サービス業の充実」とされています。
目標1に「回遊性の向上」を掲げているのは、少子高齢化社会の到来に対応すべく、歩いて暮らせるコンパクトな街作りを目指しているためで、また、観光客が回遊することによりその滞在時間が延長され街に賑わいをもたらすと考えているためとされていました。
そしてそのための具体的な指標として「歩行者・自転車通行量」と「滞在時間半日以上の観光客割合」が設定されていました。
目標2「商業・サービス業の充実」は、住民と事業者との相互の交流により経済的活動が活発に行われ、街に賑わいが生まれるという考えのもと掲げられています。
そしてここでも同様に具体的な指標として「卸売・小売業、飲食業、サービス業の事業所数」が設定されていました。
(小江戸蔵里ー明治・大正・昭和に建てられた酒蔵を改装し、川越市の物産や食事を提供している。おみやげ処、まかない処ともにすごく雰囲気がよくて、飯塚にもこんな所があればいいなぁと感じた)
川越市を訪問して飯塚市の取り組みとの違いを感じました。
川越市は地域の歴史をよく理解し(自己分析)、観光資源という川越独自の売りを作り(ブランディング)、様々な方法で宣伝し(コミュニケーション)、川越を訪れた観光客に川越市内でお金を使っていただく、という活性化のビジョンとその検証システムがきちんとできているなということです。
もちろん飯塚市でも伊藤邸や嘉穂劇場など観光資源の掘り起こしに力を入れてはいますが、点と点での取り組みで終わっているなと思います。
川越市で掲げているようにどうすれば観光客が飯塚市での滞在時間を増やせるのかという視点も加えて考えていかなければと感じました。
(川越市役所にて職員の方より説明を受けているところ)
川越市は埼玉県の中央よりやや南に位置し、35万弱の人口を有する埼玉県の中核都市です。
江戸と深い交流があり、江戸の由緒ある町並みが残っていることから「小江戸」と呼ばれているそうです。
川越市はそのような観光資源を生かし、「市民や観光客が交流する活力とにぎわいのある街作り」をすすめるべく、中心市街地活性化基本計画を定め、平成21年5月に国からの認定を受けています。
計画で定める目標は2つあり、目標1は「回遊性の向上」、そして目標2は「商業・サービス業の充実」とされています。
目標1に「回遊性の向上」を掲げているのは、少子高齢化社会の到来に対応すべく、歩いて暮らせるコンパクトな街作りを目指しているためで、また、観光客が回遊することによりその滞在時間が延長され街に賑わいをもたらすと考えているためとされていました。
そしてそのための具体的な指標として「歩行者・自転車通行量」と「滞在時間半日以上の観光客割合」が設定されていました。
目標2「商業・サービス業の充実」は、住民と事業者との相互の交流により経済的活動が活発に行われ、街に賑わいが生まれるという考えのもと掲げられています。
そしてここでも同様に具体的な指標として「卸売・小売業、飲食業、サービス業の事業所数」が設定されていました。
(小江戸蔵里ー明治・大正・昭和に建てられた酒蔵を改装し、川越市の物産や食事を提供している。おみやげ処、まかない処ともにすごく雰囲気がよくて、飯塚にもこんな所があればいいなぁと感じた)
川越市を訪問して飯塚市の取り組みとの違いを感じました。
川越市は地域の歴史をよく理解し(自己分析)、観光資源という川越独自の売りを作り(ブランディング)、様々な方法で宣伝し(コミュニケーション)、川越を訪れた観光客に川越市内でお金を使っていただく、という活性化のビジョンとその検証システムがきちんとできているなということです。
もちろん飯塚市でも伊藤邸や嘉穂劇場など観光資源の掘り起こしに力を入れてはいますが、点と点での取り組みで終わっているなと思います。
川越市で掲げているようにどうすれば観光客が飯塚市での滞在時間を増やせるのかという視点も加えて考えていかなければと感じました。
Posted by 永末雄大 at 01:31│Comments(0)
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